2019/01/30

どこかの『路上で詩を売る人』ではありませんが、
【人間だもの】仕方がないじゃないですか。
こんにちは、株式会社120パーセント代表、
小さな歯科医院、クリニックの集患コンサルタント、
歯科医師の 近 義武 です。
そもそも論として、歯科医院経営は
歯科医院を開設してしまえば30〜40年にわたって続けるのが普通です。
その間あなたも、スタッフも、ハイテンションで意欲的に
ぶっ続けで仕事に取り組めると考えることに無理があります。
いわゆる「モチベーションを高く持つ」ということになるのでしょうが、
それを精神力や気合いで実現しようとする姿勢も嫌いです。
自分のモチベーションが簡単に管理できるなら
ダイエットジプシーや英会話難民はこの世に存在しないはずです。
ダイエットや英会話がいつまでも巨大市場を形成しているということは
自分自身のモチベーションすら管理するのは難しい…
精神力や気合いで成し遂げられる方が珍しい存在…
ということの証左であるわけです。
あなたもそうではありませんか?
家族が病気で臥せっていれば心配で仕事が手につかない…
面倒な患者が続けば仕事に込める情熱が減ってしまう…
スタッフだってそうです。
フラレたばかりのスタッフの仕事に精彩がない…
プライベート大きなイベントが迫っていればつい上の空になる…
自分のモチベーションもスタッフのモチベーションも
完全なコントロールは所詮無理だと私は認識しています。
これをコントロールして
『溢れんばかりのモチベーション』にするのは
努力するだけ無駄としか私には思えないのです。
他の職業でもそうでしょうが、
特に我々が提供している「歯科医療」は
いつでもある一定以上の結果を求められるものです。
100%は実現できませんが、それなりの確率をキープできてこそ
患者から信頼されるところがあります。
この確率のキープに
モチベーションや精神力を使おうとするから
コントロールができないのです。
ここです。
ここが最も勘違いしやすいのです。