2020/04/30
私を含めての話ですが、人は他人を評価するとき、
安易に第三者の評価をそのまま自分の下した評価に流用してしまいがちです。
言い方を変えれば、
「自分で判断・評価することの放棄」ですが
ほとんど無自覚で行うため罪悪感等も全く感じません。
脳が思考そのものを放棄していますから
そんな評価を下したことも、えてして忘れてしまいがちです。
こんにちは、株式会社120パーセント代表、
歯科医院の集患・経営、 ブランド構築コンサルタント、
歯科医師の 近 義武 です。
私としては、私自身が歯科医師であることを
特別隠すこともない代わりに喧伝して回ることもありません。
職業を聞かれれば答えますがそれだけのことです。
例えば、プライベートで参加したお酒の席などでは
そんな対応になることが多くなります。
以前はストレスのせいか、診療が終わった後に週に毎日のように、
1人で、または友人とよく飲みに出かけていました。
今ではそれほどのストレスを抱えないせいか、
セミナーの後の懇親会や、友人の企画した会に参加するくらいで、
回数そのものはかなり減りました。
まぁそれでも飲みに行くのは、お酒自体が好きな事もありますが、
いろいろな人といろいろな話ができるのが楽しいからです。
そんな酒席で初めて話す人と打ち解けてくると、
たいていが職業の話になります。
私が歯科医師であると明かすと反応はおよそ2通りです。
『すごいですねぇ、お金持ちですねぇ…』
『いまはなかなか大変らしいですねえ…』
ずいぶんと両極端ですが、コレが世間の認識というものです。
大きなお世話という感じですが(笑)
まぁ、お酒の席で行きずりの他人にどう思われようが、
そう大した事ではありませんが、院内での患者に対する私のイメージが
どう思われるかとなれば、これは非常に大きな問題です。