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【Open】勉強熱心な院長ほどハマりやすい歯科医院経営の落とし穴

time 2017/04/02

【Open】勉強熱心な院長ほどハマりやすい歯科医院経営の落とし穴

 

こんにちは、歯科医院経営戦略の軍師、

幸せドクターを目指す院長先生の先生、

イケてる歯科医師の 近  義武 です。

 

 

歯科医院経営を行っていく上では

不思議なことも起こります。

 

 

基本的には勉強熱心な院長ほど

医院経営もうまくいくものですが、

勉強熱心だからこそ陥りやすい落とし穴もあるのです。

 

 

実際にO先生は勉強熱心で知識も豊富でした。

しかし、思ったような歯科医院経営は

できてはいませんでした。

 

 

休診日にはセミナーや勉強会などに参加して

最新の歯科医療のトピックスも得ていました。

 

 

気になる分野は実習コースなどにも参加して

技術的な研鑽も抜かりはありませんでした。

 

 

経営に関しても平均的な院長よりも

ずっと多くの知見を備えておいででした。

 

 

しかし、O先生は満足のいく診療体制を築いたり

十分と思える経済的なリターンを歯科医院経営から

得ることができていませんでした。

 

 

O先生が陥った落とし穴とは

どんなものだったのでしょうか…

 

 

情報の洪水

 

『画期的な治療機器が発売になりました!』

『最新の検査機器が出ました!』

『新機軸の考えに基づいた新治療です!』

『経営の刷新にはこのシステムが有効です!』

『この分野に進出して先行者利益を得ませんか?』

 

 

出席したセミナーの情報、出入りしている業者の紹介、

郵送やFaxで送付されてくるパンフレット、

電話や飛び込みによる各種の営業…

 

 

アンテナを張りつつ歯科医院を経営していれば

いやでも各方面から次々に新しい情報が入ってきます。

 

 

O先生も

「何かチャレンジして現状を打破したい」

と思ってはいたものの、実際のところとしては

何をすればいいのかわからない状態でした。

 

 

というのも、

これまでに散々色々な治療方法やシステムなどを

導入してみたものの思ったほどの成果を

得ることができていなかったのです。

 

 

医院の経営自体は何とか持ちこたえてはいましたが

それほど楽に回せているとは

決して言えないような状況でした。

 

 

O先生が私のところに相談に来た際にも

 

「こんなものを導入しようとしているのだが

どうすればうまくいくだろうか」

「あのシステムはここが良くなかった」

 

というような感じで

とても前向きであったことを覚えています。

 

 

しかし話を聞いていくうちにわかって来ました。

O先生は典型的な【ノウハウコレクター】なのだと。

 

 

勉強熱心な性格と情報の過多で

次々に現れる治療法、機器、システムなどに

目が眩み続けているのだと。

 

 

ノウハウコレクター

 

「ノウハウジプシー」ということもあります。

簡単にいうと見切りが早すぎて

満足な成果が出せていないうちに

次の新しいことを始めてしまっていたのです。

 

 

知識が豊富なので先の展開を

正確ではないもののまぁまぁ読めてしまう…

 

 

その思わしくない結果をひっくり返してくれそうな

魅力的な情報がどんどん目の前に現れる…

 

 

マーケティングの中の広告やコピーライティングまでは

勉強していなかったために

全てが魅力的に見えてしまう…

 

 

O先生がノウハウコレクターになる条件は

揃っていたわけです。

 

 

当然、スタッフもそのこと(飽きっぽい)がわかっていますから

初めはそこそこ積極的で協力的ですが、

それ以上熱心に取り組む事はなかったのです。

 

 

例えばある検査機器を導入し、それを使って

精度の高い治療につなげようとしていた際には

スタッフの方から「あの機器を使いたくない」と

申し入れがありました。

 

 

機器の導入はO先生の一存で決めましたし、

スタッフに機器の良さを伝えてもいませんでした。

 

 

ただ使用してほしいと言っていただけで

その使い方や使用の意義は伝えていない…

 

 

検査と治療の時間配分も決めていない…

機器の使用が複数の患者で

重なってしまった際の対処も決めていない…

 

 

導入はしても運用はしていなかったという事です。

 

 

なので私からO先生にしたアドバイスは

以下の3点だけです。

 

 

1、使用頻度の高い機器やシステムから順番に

その目的や意義、運用についてスタッフと話し合う

 

2、これまで導入して何となく使用しなくなっている

機器やシステムについて見直す

 

3、導入、際導入した機器やシステムについて

期間を決めて少しじっくり使ってみる

 

 

こうして、O先生にはスタッフを巻き込んで

その疑問や不満を解消しながら

設備やシステムの運用ルールを一つずつ

決めていってもらいました。

 

 

すぐにとはいきませんでしたが、

運用の体制を整備したことで

スタッフのモチベーションも回復し、

成果も上がり始めたという事です。

 

 

「雨降って、地固まる」の言葉通りに

スタッフとの関係性や意思の疎通が

良好にもなったそうです。

 

 

O先生のように勉強熱心で行動力のある方は

時のこのような『ノウハウコレクター』を

実際の歯科医院経営で実現してしまいます。

 

 

新治療、機器、システムなどの導入の際は

運用やオペレーションなどを見据えて

実際の使用者や介助者を含めて

ルール導入の意義などを検討・整備してから

最終的な導入を決定しても遅くはありません。

 

 

特に設備投資に資金を無駄に使えないなら

この方法は必須ともいえます。

 

 

そして下準備をして導入したからには

ある程度じっくり運用していくことが

賢い方法です。

 

 

院長の中にはレーザーやマイクロスコープを導入しても、

早ければ半年程度で使わなくなる方もいるようです。

 

 

『何事も段取りが8割』

あなたも「ノウハウコレクター」の道を

歩まないように気をつけてください。

決して『導入して終わり』ではありません。

 

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