2020/04/30
人は、個人では思慮深くて善い行いができても
大勢になってしまうと個人としての自己主張力が低下し、
モノの見方が無責任かつ単純化してしまうものです。
簡単に言えば、集団になると
「赤信号みんなで渡れば怖くない」
という状態になりやすい、ということ。
責任の所在が分散することで、
直情的な考えや行動に走りやすくなるというわけです。
当然ながらその時は責任感も霧散して
モラルもいちじるしく低下していきます。
公共交通機関での高校生集団の傍若無人さ然り、
少し前の中国での日系商店への破壊略奪行為然りです。
こんにちは、株式会社120パーセント代表、
歯科医院、クリニックの集患・経営コンサルタント、
歯科医師の 近 義武 です。
この「みんなでやれば…」という感覚は
何も突発的なものだけではありません。
例えば、細かいルールを継続的に無視していると
規範を緩く感じてしまい、大きなルールも破りやすくなってしまうのです。
これに対処する方法として提唱されたのが「割れ窓理論」です。
公開は2020年5月12日まで