あえて長期的に取り組む『違い』の演出方法

他の歯科医院との『違い』を出すのが難しい…
時折愚痴られるというか質問されることですが、
考え方次第で難しくも簡単にもなります。

こんにちは、株式会社１２０パーセント代表、
小さな歯科医院、クリニックの集患コンサルタント、
歯科医師の 近　　義武 です。

一言で『違い』と言っていますが
実際には相当広い内容を含んだ言葉と言えます。

例えば、あなたの認識と患者の認識のズレ。
あなたが「うちの病院にはこんな特色が…」
と思っていても、大部分の患者の方は
「あそこの歯医者は〇〇なところ」
と別のことを感じていたらどうなるのか…

他にも「真似をされない違い」というものが
果たして存在するのか…

一生懸命考えて作った『違い』は
果たして患者受けするものなのか…

キリがないのでこれくらいにしますが、
相当広いものが含まれていることは間違いありません。

このような「複合的な課題」に取り組むときの鉄則は
『細かく分割して考える』ことです。

これはよく料理に例えられます。
本職の方の意見はまた別だとは思いますが、
料理の素人は「なるほど」と思えるので紹介します。

１つの鍋に際立った味の食材をたくさん入れるような料理は
美味しいと感じるように味のバランスを整えるのが難しい…
たくさんの食材を使うなら、全部を１つの料理に使うのではなく
食材を数種類ずつ使って別々に何皿もの料理を作って
食事全体でバランスを取る方が優しくて現実的。

確かになんとなく伝わる気がします。
全ての要素を満点にしようとすると
ちょっとしたことも決められなくなる事とも似ています。

公開は2018年12月4日まで