2020/04/30
こんにちは、株式会社120パーセント代表、
小さな歯科医院、クリニックの集患コンサルタント、
歯科医師の 近 義武 です。
たとえばこんな話を聞いて、
あなたはどう感じるでしょうか?
「裁判官が執行猶予を気分でつける!?」
機械学習を専門にしている
オックスフォード大学准教授のM A.オズボーン氏は、
「裁判官が執行猶予を付けるかどうか」
という判断に関する研究で次のように述べている。
裁判官は仕事を始めたばかりの朝方は
執行猶予を付けやすい。しかし、時とともに執行猶予をつけなくなっていき、
寛容さを失っていく。
ところが、コーヒーを飲むと一気に寛容になり、
また時とともに寛容さを失っていく…
寛容さは仕事中には失なうばかりだが、
食事や休憩したりするたびに寛容に戻る…このことが統計調査結果で明らかになったという。
この研究は、
人間は裁判官のような判断のプロにおいても
完璧ではないことを示唆している。
本来、執行猶予を付けるかどうかの判断は
このようなことに左右されるべきではないが、
統計調査結果を見ると実際にはそうではない。
この記事を読んで、私はついつい、
発信する情報のネタとしてとらえてしまいます。
そして主義主張の結論を
どこに持っていこうかと考えます。
例えば
質の高い診療を行うには意図してブレイクをとるべきだ…
集中力・判断力の維持には精神論だけでは対処できない…
精神力や根性論ではなく仕組み化・システム化を進めよう…
みたいな感じ。
私の反応は院長としてはやや特殊ですが、
あなたはこの記事を読んでどう感じたでしょうか。