2020/04/30
「ターゲットとなる患者を決めよう!」
というような話はよく聞かされることかもしれませんが
本当の意義は言う方もほとんどわかっていません…
こんにちは、株式会社120パーセント代表、
小さな歯科医院、クリニックの集患コンサルタント、
歯科医師の 近 義武 です。
「ターゲット」「ターゲッティング」といえば、
集患には切っても切れないことだと
この記事を読んでいるあなたならお分かりのはずです。
しかし、例えば、経営にさほど関心がない院長に
「あなたの歯科医院のターゲットは、どんな人ですか?」
と質問すると、たいていが
「20代後半から40代前半位までのヤングファミリー」
というような答えが返ってきます。
実はこれではほとんど実用性がないのです。
考えてみてください。
20代、30代、40代、それぞれで
ありがちな歯の悩みは違いますよね。
専業主婦とOLとでも違います。
おまけに自由にできる金額も違います。
子供の有る、無しによっても
歯科診療に対する意識が変わってきます。
例えば、小さなお子さんがいる主婦の方なら、
子供から目が離せないから
あなたの歯科医院に通院できないという
別の悩みがあったりします。
その悩みの解決方法の1つが
キッズコーナーや託児所付きの
歯科医院に通院することになるわけです。
このように、年代・職業・生活などが違うだけで、
歯の悩みや問題解決の方法の選択肢、
歯科医院に求める事などが違ってきます。
「20代後半から40代前半位までのヤングファミリー」
が単なる表面上だけのターゲッテングで
実質的には役に立たないことが
よくわかると思います。
公開は2018年10月9日まで