2020/04/30
こんにちは、株式会社120パーセント代表、
小さな歯科医院、クリニックの集患コンサルタント、
歯科医師の 近 義武 です。
時折、ネットニュースや雑誌の記事で
歯科や口の健康に関連した内容のものに出会います。
ただ、記事を書いている記者は素人なので
微妙にずれた内容になっていることがしばしばです。
たまに歯科医師が寄稿した患者向けの記事でも
「各論は間違っていないけれど、
プロが話すこととしてはどうだろうか…」
というものに出くわすことがあります。
例えばこんな感じ
歯の短期治療を繰り返す人は要注意
歯の治療前にどこまで治したいか、
患者さんの希望を聞く歯科が多くなってきました。患者さんからのよくある要望別に、
メリットとデメリットをわかりやすく解説します。
よくある要望1:痛みを取る応急処置だけしてほしい
目的は痛みを取ることなのか、応急処置なのか、
はっきりさせましょう。痛みが強い場合には応急処置では痛みは取れません。
応急処置で取れるのは、あくまで軽度の痛みだけです。
よくある要望2:痛いところを治してほしい(2パターン)
A.自分の口の中の状態を把握している方
3〜4ヶ月以内の定期検診を欠かさず受けている方なら
「この部分だけ治せば、しばらくは大丈夫そう」と
判断ができるでしょう。それで問題ないことが多いです。B.最小限の治療だけにしたい方
痛みに原因が別の部位に存在することがあります。
また、現在は痛みのない虫歯が発見されることもあります。
これらの場合、トラブルの元を放置することになります。
よくある要望3:痛みが引いたので通院をやめたい
「痛みがない=治った」ではありません。
特に歯の神経を取った場合にありがちです。
この時点で中断すると、痛みはなくても
歯のダメージは急速に進行してしまいます。
何れにしても、強い痛みが出てから慌てることがないよう、
定期検診などを上手に利用して
歯の健康を維持するように心がけてください。
(概要抜粋、中略)
いかがでしょうか、
あなたにはどこがおかしいのかわかりますか?
公開は2018年5月28日まで